咽頭や喉頭の粘膜に数ヶ月間持続して感染し唾液中にウィルスを排泄し続けるので、感染猫と接触することで簡単に伝染していきます. 例えば、くしゃみの飛沫、お互いのグルーミングなど、また人の手や衣服にウィルスがついていれば間接的にも感染します
病猫との接触や、病猫の便・尿・嘔吐物への接触、または、それらに汚染された衣類や食器からの感染もあります。
初期症状として、食欲不振・体重減少・発熱・下痢・リンパ節の腫れ・貧血などの症状が現れ、そのあと一時的に回復したようになりますが、数ヵ月後、食欲不振・リンパ肉腫・貧血などの症状が現れ、80%が3年以内に死亡するといわれています。 また、感染しても発病せずに免疫になることもありますが、そのままウィルスを持ち続ける場合もあり、他の猫への感染源になったり発病することもあります。
唾液中にウィルスが多く含まれているので、体をなめあったり、食器を共有すると感染しますが、便・尿などに触れたときも感染することがあります。また、親猫から母乳を通して感染することもあります。
フィラリアは犬だけでなく猫にも寄生します。 細長い寄生虫で心臓に寄生します。猫の場合、1〜2匹寄生しただけでも死亡することがあります。初期症状としてはセキがみられますが、 失神、腹水、胸水などの症状があらわれます。症状があらわれてからでは遅く、最終的に右心不全という状態になり死に至ります。
蚊の媒介により感染します。病犬の血を吸った蚊の体内に寄生虫の子どもが入り、蚊の体内で発育し、その蚊が血を吸うときに感染します。 蚊に刺されたところから血管を通り、数ヶ月かけて心臓にいくのです。
フィラリアの予防は注射ではなく飲み薬で行います。 地域にり異なりますが、蚊の発生1カ月後(通常4月〜6月)から蚊の発生終息1カ月後(通常10〜11月)までの間、 毎月1回予防薬の投与をすることによってほぼ確実に予防を行うことができます。
交尾や喧嘩したときの傷から感染します。口内炎・傷の化膿・発熱・下痢など、さまざま症状があり、進行すると免疫不全を起こして病気に対する抵抗力がなくなり死亡します。
人間のウイルスとは違うので人や他の動物に感染することはありません。
お腹や胸の血管に炎症を起こし、炎症部分から水分が漏れ出て腹水や胸水がたまる湿性タイプ(ウエットタイプ)と、 頭部に潜行して脳神経を侵しテンカンなどの神経障害を引き起こしたり、または肝臓や腎臓に入り炎症をおこす乾性タイプ(ドライタイプ)が あります。初期症状は、元気喪失・食欲不振といった症状がみられます。発病すると、ほとんどの場合は死亡する恐ろしい病気です。
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