大洞院の仏前結婚式は、本堂本尊の前で夫婦となることを誓い、先祖に報告する厳かな挙式です。「運命の人とは、生まれた時から赤い糸で結ばれている」と言うように、新郎新婦が巡り会って結婚するに至った仏縁に感謝し、両親や親戚を含めた先祖に、この結びつきを生涯大切にすることを誓います。
式は広い本堂で営まれますので、両家の親族だけではなく、友人・知人など多くの人に参列してもらうことができます。
結婚式は本尊の前で、住職を式師として成婚の報告(敬白文)、式師からの寿珠の授与、式師の唱導で誓約の経文(三帰礼文)の唱和を行います。新郎新婦の入堂から退堂まで30〜40分程度の挙式時間となります。
新郎新婦のなかには、祖父母など故人となった家族に見守ってもらうことを願って仏前結婚式を選ぶ人もいます。
|
|